NAtsume.note

Something about cars, bikes, cooking and many other things.

ロードバイク 再塗装の下準備をします

■フレームからBBを取り外す

 

 前回、リメイクすることにしたピナレロガリレオ。まだ打ち合わせ段階ですが、再塗装は業者さんに出すことにしました。さすがに自分では綺麗に塗れそうにないので…(プラモデルぐらいなら塗ったことあるけど)。

 ネットで調べてみると自分で塗っちゃう気合いの入った人もちらほら。

 うーむ。これはね。技術的にどうこうの前に、家族が自転車って趣味に理解があるかどうかだよね。なんかお風呂場で塗装している人もいましたけど、シンナー臭くなってあとでエライことになる予感しかしません。いやー、うちは無理。笑

 

 

 さて、塗装に出す前の下準備として、ボトムブラケット(以下BB)を取り外す作業を行います。『ボトムブラケット』というのは、ペダルがついてる棒(クランクアーム)の軸になっている部品です。

 外せる部品は、小物も含めすべて外さなきゃいけません。自分で外せないものは自転車屋さんに依頼することになります。

f:id:hinokinatsume:20190119224943j:image

 このタイプは少し前の形式で、クランクアームと嵌合する軸が四角いテーパー状になっています(スクエアテーパー型)。

 これより古くなるとコッタードクランクといって、クランクアームとBBのシャフトをコッターピンという「くさび状のピン」で固定していました。古い昭和の実用車やアレックス・モールトンの旧車なんかで見かけることがあります(現代ではママチャリでもコッタードクランクは絶滅しているので、目にすることは稀です)

 スクエアテーパー型のBBは、ママチャリがこの世にある限り絶滅することはないでしょう。スポーツサイクルのように『高剛性・軽量化』なんて性能はママチャリには求められていませんから、よほどのことがないと進化しない気がします。

 

f:id:hinokinatsume:20190119224957j:image

 カンパニョーロ・ケンタウルのBB。妙な形のロックリングがついています。これを取り外すには特殊工具が必要です。ここではパークツール BBT-4を使用しています。

 こんなの他に使うアテもないし、どうしようかな。

 こうして工具が増えていくんですよねぇ…

f:id:hinokinatsume:20190119225017j:image

 こんな感じでセットします。あとはしっかり押さえて、ググィと…力をかけて…

 力をかけ …ん?緩まない…?

 何度か強く力をかけても、緩む気配がありません。

 緩む気配が…ないよ?

 はっ、まさか固着…?? Σ(゚д゚;) 

 

 BBにはネジの向きが「左側が正ネジ・右側が逆ネジのJIS/BSA」と「左右とも正ネジのITA」があります。ピナレロもそうですが、コルナゴ・デローザ・トマジーニなどのイタリア製フレームはほとんどITAです。このフレームも当然ITAなので左に回せば外れるはずですが、ぜんぜん動く手ごたえがありません。

 古い自転車だと部品が錆びてしまって外れないこともありますが。。さて…どうしたものか。

 

 …最終的には工具の柄をプラハンマーでガンガンどついたら緩みました。

f:id:hinokinatsume:20190119225037j:image

中は腐食もなくてきれい

 

 本当に固着してしまっている場合は、WAKO'S ラスペネなどの潤滑油を吹いてしばらく放置し、柄の長いパイプレンチなどで力をかけます。これでもダメなら素直に自転車屋さんに持っていきましょう。

 

 ロックリングを見ると赤色のカスが付着しており、どうもネジロック剤のようなものが塗られていた様子。ロックタイトかな?そりゃ手で回るわけないよね。

 フェイスカット(ロックリングとフレームが接する面を削り、平面を出す作業)もされているので、最初に組み付けたのはスポーツサイクル専門店だと思います。簡単に緩まないようにしたんでしょうね。

f:id:hinokinatsume:20190119225057j:image

 グリスまみれだったので拭きとりました。

 酸化した油のようなニオイ。めっちゃ臭い。笑

 

 このBBはカートリッジ式で、基本的にはノーメンテです。シーリングされているため分解はしません(不具合が出た時点でASSY交換)。分解できないわけじゃありませんが、わざわざシールを剥がしてバラす人もいないでしょう。 

 その他もろもろ小物。

f:id:hinokinatsume:20190120104428j:image

 再使用するので綺麗にクリーニングして保管しておきます。

 約15年前の部品にしてはきれいですね。

 

 この後、細かい仕様を決めて業者さんにフレームを送ります。早くても1〜2ヶ月はかかるそうなので気長に待つつもりです。

 春ごろには戻ってきてくれるといいな〜:)