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白銀色のチネリ

■Cinelli XLR8R5

 

 少し古いものですが、チネリの『XLR8R5』を手に入れました。

 …なんと読むのでしょう??

 

 

 XLR8R =「エクセラレーター」だそうで。

 いや…むりがあるやろ…笑

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 シルバーメタリックに赤い差し色を入れたシンプルなカラーリング。黒い部分はカーボン素材そのままのクリア仕上げになっています。当時の最上級モデルだったフルカーボンフレームです。

 この手の機材は少し年数が経つと安く手に入るようになるので、割り切って買うぶんにはいいかもしれませんね(レースで勝つための機材なら話は別ですが…)。

 

 普通フレームセットを買うと、付属品はフロントフォークとヘッドセットぐらいのものですが、これにはカーボンシートポスト「RAM」とハンドルステム一体型のカーボンハンドルバー「RAM2」がセットで付いてきます。付属品が無駄に豪華。いらないから安くしてよって人いるよねこれ。

 とはいえ、使ってみると一体型ならではの強固な感触はなかなか捨てがたいものがあります。

 なによりデザインが超かっこいいので僕は大好きです:)

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 RAM2 

 

 チネリは1948年に自転車ロードレースの選手だった「チーノ・チネリ(Cino Cinelli)」が興したブランドです。選手が現役引退後に工房を構えるという、割とよくあるパターンですね。実用車は作らず、トッププロやアマチュアレーサーを対象としたレーシングフレームのみを作る工房でした。

 現在の形になったのは、70年代にチューブメーカーのコロンバス社の傘下に入ってから。代表のアントニオ・コロンボ氏は著名な美術品の収集家でもあり、専属のデザイナーによる独創的なグラフィックが目を引きます。1981年に発表された『Laser』のように、ナショナルチームに機材を供給していたことも。

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 Cinelli Laser

 

 

 さて、このフレームを手持ちのカンパニョーロ・ケンタウル10速で組んでいきます。先週からコツコツ分解清掃してきたアレです。

 見た目からしてすでにイタリアンな雰囲気が出ていますが、「XLR8R5」のヘッドパーツには日本の丹下精機製が使われていました。フレームとフォークはMade in ITALY、この手のフレームなら同じイタリアのカンパ製ヘッドパーツが付いていそうなものですが、なにか理由があるのかな?

(追記:純正はコロンバス製のヘッドのようなので、この個体は一度交換しているようです)

 

 少し塗装剥げがあったので組む前に補修しました。フォークエンドの赤い差し色の部分を自動車用のタッチペンで塗っておきます(トヨタ用の3E5 スーパーレッド2)。

 元色よりこっちのほうが発色がきれい 笑

 

 続きます:)