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おかゆ

おかゆ 雑炊 おじや

 

 この3つの違いってなんでしょう。

 

 どうもきちんとした定義はなさそうですが…

 

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 おかゆは、生のお米を普通より多めの水でやわらかくなるまで炊いたもので、味つけは塩ひとつまみ程度。水の量はお米と水が1:10くらいで覚えておくとちょうどいい具合です。病気など身体が弱っているときには、優しい味付けが良いですね。

 もし物足りなければなにかしら具を足しても良いと思います。梅干し、海苔、玉子、ちょっと変わり種でいくと、刻んだ紅ショウガなんかもアリです(これお酒のシメにいいですヨ)。

 生のお米を炊いて作るのはリゾットも同じですが、あちらは生米を炒めるという工程があることと、アルデンテに仕上げるのでおかゆに比べると固めです。オリーブオイルやチーズなど油分も入るし、そのぶん味付けもしっかりしているし…あんまり胃には優しくない。笑

 

 雑炊とおじやはなにが違うかというと、炊いたごはんを使うところまでは共通ですが、雑炊にする場合はごはんを洗って表面のぬめりを取るのが定番の作り方じゃないかと思います。さらっとした仕上がりになり、また出汁がよく染みるので美味しくなります。あまり長く炊かず水分を飛ばさないようにして、出汁が残るように仕上げます。

 おじやは雑炊よりも長く煮込んで、お米の形があまり残らないぐらいトロトロにすることが多いです。味付けについては雑炊なら塩(香りづけ程度に醤油)、おじやなら味噌または醤油。…というのがいちおう元料理人の僕の認識ですが、地域や家庭によっても違うとても曖昧なもので、雑炊とおじやはきっちり区分けするようなもんではないかもしれません。

 

 それから、中華料理にもおかゆがあります(お米を主食にする民族におかゆがあるのは必然のような気もしますが…)。

 具は鶏肉や魚介類、生姜、干し貝柱、クコの実、搾菜、香菜、など日本のおかゆとはずいぶん違います。日本ではおかゆを食べるのはお年寄りか、体調を崩したときぐらいだと思いますが、あちらでは朝食の定番メニューで家庭料理のひとつだそうです。中国に仕事で行ったことがある人はホテルなどで目にしたことがあるんじゃないでしょうか。

 北京、四川、広東などで中華料理に違いがあるように、中華粥も地方によって特色があります。食文化の中に、薬膳や医食同源という考え方が残っているためか、ほぼ必ず入るのは「生姜」です(入ってなくても別皿で持ってきてくれたりします)。生姜には身体を温める効果があるといいます。また、血糖値や血圧を下げたり、代謝をよくする効能もあるそうです。

 

 暑いからといって冷たいものばかり食べていると夏バテまっしぐら。身体が冷たくなると、それ以上体温を下げないようにしようとして余計にエネルギーを使っちゃうんです。温かいものも食べるようにして、夏を乗りきりたいですね:)