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日大アメフト部の問題について

■素直に謝るという大切なこと

 

 日大アメフト部の問題について、ここ数日の個人的な印象ですが、記者会見までしてきちんと反省の意を示した宮川くんの姿勢は立派でした。やったことはスポーツ選手として最低の行為ですが、真摯に反省し、謝るというのはとても大切なことです。20歳の学生であそこまでできる子はなかなかいないでしょう。多くの人の心に響いたのは、彼の言葉に嘘偽りない気持ちがにじみ出ていたからだと思います。

 心の底から思っていないことは、言葉にしても人の心を打ちません。

 

 対照的に内田監督、井上コーチの記者会見はただ弁明に終始していたようにしか見えませんでした。学生が先に謝罪していることにも非常に違和感がありました。

 「相手のQBをつぶせ」という言葉の意味を選手が取り違えた、その選手との意思疎通が不十分だったことについては悪かった、なんて言い訳にもならないようなことを言っている。そのうえ心労と不眠で入院します??びっくりするほど不誠実で見苦しい対応です。

 「つぶせ」という言葉はスポーツの世界では肉体的に壊せって意味でしょう。そんなの誰でもわかりますよ。それも日大では伝統的にそういう意味で使っている言葉だという話でしたが、春前までレギュラークラスの選手だった宮川くんがその意味をどう取り違えるというのか。試合前にも「できなかったら済まされないぞ」などとハッパをかけてもいる。

 素人目に見ても、責任を取るべき立場の人間がする対応ではないと思いますよ。ついでに言うと学長はなにをしているんでしょう。ここまで大きく報道されているのに、だんまりはないんじゃないかと思いますが。

 

 僕はアメフトは詳しくないし、好きな方には申し訳ないのですが、あまり興味のあるスポーツではありません。だから細かいルールや暗黙の了解的なところはわかりませんが、世の中の多くの人が怒りを感じているのはスポーツマンシップを愚弄するような卑劣な行いを指示しておきながら、責任は学生1人に押し付けて、言い訳ばかりで逃げ回っている大人たちの態度じゃないでしょうか。

 最初に監督やコーチら指導者がしっかりした対応をしていれば、ここまで話が大きくなることはなかったはずです。先日の記者会見、内田監督や井上コーチの言葉はまったく心を打ちませんでした。

 

 日本はいつからこんな情けない大人のいる国になったんだろう。子供のころは気が付かなかっただけなのか、それとも僕が歳相応に大人になったということなのか、よくわかりません。でも、正直あんな62歳にはなりたくないです。