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Something about cars, bikes, philosophy, cooking and liquors.

ロードバイクのホイールを交換する

『MAVIC/コスミックカーボンSSC SL』

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ひと昔前に流行ったホイールですね。

最近はリムどころかスポークまでカーボンのホイールもありますが、これはアルミリムにカーボンカウルを接着するという、ややこしい構造を採用しています。開発された当時はカーボン自体がまだ新しい素材で、リムまで成型する技術を持っているところは少なかったからでしょうか。フレームの素材もアルミが主流で、カーボンフレームを作るメーカーは限られていました。 

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さすがに旧世代のホイール、ちょっと重いですが…重いぶん負荷はかかるので、レース志向の人には練習用に良いと思います。より負荷をかけたい人は、これを履いて暗峠を登りにいくとか自転車でタイヤ引きでもするのがお勧めです。

初期モデルは前後とも16本スポークとけっこう危険な構造でした。カウルの部分は指で押すとへこむぐらいペラペラなもんで、MAVIC自身もさすがにヤバイと思ったのか、後輪はその後20本に変更されています。当時リム高50㎜もあるホイールは新鮮で、エアロ系では一番売れたホイールなんじゃないでしょうか。『~SL』に名称が変わってからリムやハブも改良されたらしく、多少は軽量化もされています。いや、マシになっただけで重たいですけどね。

 

後輪のスプロケットを移植します。

使う工具は(左から)小ギア抜き工具、ロックリング抜き工具、モンキーレンチの3点です。ロックリング抜きは僕の持っている唯一のCampagnolo純正工具。。。

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小ギア抜きは「棒チェーン」とか呼んでましたね 笑

ロックリングを緩めるときは、こうして立って作業すると楽ちんです。このときモンキーやロックリング抜きが急に外れることがあるので、注意して力をかけていきます。

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外したスプロケットは一度バラして洗浄してあげましょう。

細かいところは古い歯ブラシなんかがあるとやりやすいです。

 

人は忘れるいきもの

もしも、あらゆる経験や知識を記憶し、忘れない人間がいるとしたら、その人生においてすばらしい結果を出すのはそう難しいことではないだろう。

まず勉強が簡単になる。資格試験も容易にクリアできるようになる。特に記憶力がものをいう分野においてはパーフェクトな結果が出せるだろう。クイズ王になるのも簡単かもしれない。

いつどこで誰と会って、何を話したのか完璧に記憶することができ、そしてそれを忘れない。仕事上においても普通の人より有利だろう。経験したことはすべてもらさず蓄積されていくのだから。少なくとも忘れないようにメモを取る必要はなくなる。

なんだかいいことしかないような気さえしてくる。

 

でも、「忘れる」という能力は人間が人間であり続けるために必要なものだ。

人はそんなに強くはない。

それどころか、肉体的にも精神的にもとても弱い生き物だと思う。

人生が楽しいことや幸せなことばかりなら良いけれど、辛いことや苦しいこと、悲しいことも人生にはたくさんある。誰もが少なからずそうした経験をする。

身近な人の死に直面したり、事故や犯罪の被害に遭ったとしたら。人生に絶望するような辛い経験を、その瞬間の光景のみならず、色も、音も、匂いさえも、事細かにすべてを記憶し、しかもそれを鮮明なまま忘れられないとしたら?

きっと正気ではいられない。

 

人は忘れるいきもの。

幸せな記憶は時間とともにゆっくりと色あせていくけれど、それと同じように、人は忘れることで心の傷を埋めていくこともできる。忘れることで前に進むことができる。

もし永遠に鮮明な記憶であったなら、生きていくことができないだろう。

 

人間はちょっと忘れっぽいくらいでちょうどいいのかもしれない。

 

リクセンカウルのバッグを付けてみた

買い物自転車のマークローザにフロントバッグを付けました。

やっぱり物を入れる場所があると便利です。

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■リクセンカウル ショッパーコンフォートミニ KF833

■同 アタッチメント KR810

バッグにいっぱいまで詰めてこの状態。何かちょっと前上がりな気もしますが、このアタッチメントはこういうもんらしいです。角度の調整ができないので、そのあたりは取り付ける自転車のヘッド角に依存します。

もっとサイズの大きなバッグもありますが、小径車には似合わないだろうと小型のものを選択。これでも13Lの容量があり、夕飯の買い物には十分でした。あまり詰め込むと重たくなって危ないし。

リクセンカウルの優れているところは、アタッチメントを介して簡単にバッグを装着できることです。外すときは上のボタンを押すだけ。そしてそのまま買い物バッグになります。これは便利そうです。

荷物の入った重たいバッグを、ハンドルバーやステムにマウントすると操舵性に大きく影響すると思いますが、どうでしょうね。しばらく使ってみて問題があるようなら別の方法を考えましょう。

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バッグはこういう買い物バッグ以外にも、本格的なツーリングバッグやザックなどの大きな荷物を固定できるラック、ラタンの可愛いカゴなど、いろいろと用意されています。アタッチメントもハンドルやステムに固定するものの他に、シートポストに固定するタイプもあり、後方にバッグをもってきたいときに都合が良いです。

リクセンカウルは少々値段が張るのが難点ですが(バッグ類ってけっこう関税かかるらしいですね…)、他に代用できるものがないので試しに購入してみました。それにしっかりした作りで丈夫そうです。値段なりの働きはしてもらいたいところ。

 

ねがお

深夜3時ごろ

目が覚めて最初にする日課は、子どもの寝顔を見ることです。

彼女はあまり寝相が良いとはいえず、布団からはみ出していたり、おなかが丸出しだったり、どうかすると頭と足が逆になって寝ていたりして、毎日見ても飽きません。僕も小さい頃ものすごく寝相が悪かったらしいので、きっと同じような感じだったに違いない。

 

この子は普通に産まれてくることが出来ず、胎盤剥離のため出産時は帝王切開、仮死状態でした。それも未熟児で、一刻を争う危機状態だったためすぐ他の大きな病院に転送され、2か月間NICU(新生児集中治療室)で過ごしました。病院に着くのがあと5分遅ければ助からなかったと先生に告げられ、心の底から安堵したことを覚えています。

その日、僕は普段なら絶対に起きない夜中にふと目を覚まし、嫁さんの異変に気付いて救急車を呼んでいます。もしあの時間に目が覚めなかったなら、どうなっていたか。いまだに、あれは何か不思議な力が働いていたとしか思えません。

 

彼女を初めて抱っこしたのは産まれてから3か月を過ぎたころでした。男性はみんな同じようなものだと思いますが、なんだか壊れそうなものを抱えているようで、嬉しいような不安なような、妙な感じがしたものです。

出産時に5分ほど仮死状態だったので、脳に障害が残らないか心配でした。定期的に検診があり、MRIや知能検査なども受けました。ちなみに、1歳くらいまでに異常が見つからなければ後遺症の問題はほとんどないようです。

いま7歳になる彼女は、元気でやんちゃで、ときどきわがままで、でも人に気遣いのできる優しい子です。右目の視力に少し問題があり、医療用の眼鏡を付けていますが、良くなりつつあります。

 

人は、歩き始めたそのときから、もうひとりの人になる。

いつかきっと、君にもわかるときがくる。

自分が望まれて産まれてきたこと。

鬱陶しいくらい、たくさんの人が愛してくれていること。

愛おしい人。どうか僕よりも幸せな人生を送ってほしい。

 

 

卵の雑学あれこれ

ゆでたまごの殻をむきやすくするには?

(1)ゆでたあと、すぐ冷水につけて急冷する(10分ぐらい)。ゆでたまごが冷える過程で白身と殻の間にすき間ができ、殻が取れやすくなります。うそみたいにツルリとむけますよ。

(2)賞味期限ぎりぎりの卵を使う。卵の鮮度はむきやすさに大きく影響し、新鮮な卵ほど殻がむきにくい。そして産んでから時間の経った卵は殻がむきやすいんです。産みたての卵には二酸化炭素が多く含まれていますが、これが時間とともに抜ける際に殻と薄皮のすき間が広がるため、ゆでたまごにしたときに殻がむきやすくなります。

・卵のカラザは食べても大丈夫?

もちろん食べても大丈夫です。カラザは黄身を卵の中心に固定するバネのような役割をしているもので、黄身を外部の衝撃から守る役割をしています。カラザ自体は白身の一部です。カルシウムやリン、鉄分などミネラルのほか、カロチン、ビタミンB1、B2などの栄養素が豊富にあり、また「シアル酸」という免疫力を高める効果がある成分も含まれています。栄養学的には取り除かないのが正解。

・消化の良さは

「半熟卵 → ゆでたまご → 生卵 → 目玉焼き → 卵焼き」

の順で消化が良い。生卵の白身には消化酵素の働きを阻害する作用があるため、案外消化が良くないのです。目玉焼き、卵焼きに関しては調理の際に使う油が消化を遅らせるためです。

・賞味期限を過ぎた卵は食べても大丈夫?

賞味期限を過ぎると生卵にはサルモネラ菌の繁殖が懸念されます。しかしサルモネラ菌は熱に弱いため(70度以上の加熱1分間で死滅します)、加熱調理が前提であれば、賞味期限の1か月後ぐらいまでは食べても大丈夫。ただし、生卵や半熟卵は、中心まで完全に火が通っていないのでやめておいたほうが良いでしょう。

・完璧な半熟卵をつくる

キッチンタイマーを用意します(100均のやつで十分です)。

沸騰した湯に、生卵をレードルなどでそっと入れ、最初の1分間はやさしく転がします。これは、できあがった半熟卵の中身が偏らないようにするため。6分30秒~7分で湯から出し、冷水で10分冷やします。殻をむいたらできあがり。

この方法おすすめです:)

 

社外ステアリングを使ってみた感想

先日交換した『シルクブレイズ・スポーツステアリング』

毎日の通勤で使っているものなので、その使用感について書いてみます。 

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まず握った感触について。革巻きの部分はやや太めの作りで、9時15分の位置で握ると手にピッタリ収まる感じです。ピアノブラックの部分は若干細く、元のウレタンステアリングと同じぐらいでしょうか。素手で持っても操作はしやすいです。ただし当然ですがここは触ると指紋が残ります。

革の手触りは、純正の革巻きステアリングのようなさらっとした感触はなく、固めでカッチリした印象です。あまり滑る感じはしません。革の部分はすべてパンチングですが、手触りだけでいえばフラット革やバックスキンのほうが良いと思います。

 

■ここが気になる

1.素早いステアリング操作をすると形状に違和感がある

大きな操作をしてステアリングを持ち替える際、形状に凹凸があるために、やや違和感を感じます。誰が使っても自然に手に馴染むのはスタンダードな形状なのかも。そういう意味では純正のステアリング形状はよく考えて作られていますね。

2.革とウッド部分の感触の差が気になる

これは僕がコンビステアリングを使い慣れていないのも原因だと思いますが、特に境目の部分を握ったときの感触の違いが気になりました。手触りが違うせいでしょうか。僕にはオールレザーのステアリングのほうが合っているような気がします。

3.ピアノブラックは指紋が目立つ

買う前からなんとなく想像はついていましたが、指紋や手の跡がちょっと気になります。ウォールナットやポプラウッドのような明るい色なら気にならなかったかもしれませんが、ツヤツヤの黒いピアノブラックでは目立ちまくりです。メガネ拭きを車内に常備するか、手袋して運転すれば解決するのだろうか。

 

エアバッグのことを考えなければ、モモやナルディなど他の社外品の選択肢もありますが、自動車保険にも絡んでくるので、純正エアバッグ対応というのは重要なところ。

個人的には、使ったことがある中ではナルディクラシックが好きですね。

 

恋と愛の違いについて考えてみる

恋と愛は違うものだ。

『恋は求めるもの。愛は与えるもの。』これは、高校の先生が言っていた。

当時はいまひとつ理解できなかった。僕には単純に経験がなかった。

「人を好きになる」というのがどういうことなのかも、よくわからなかった。そもそも異性に対して、いや同性に対してさえ、他人には何か得体のしれない怖さのようなものを感じていて、壁を作っていたのは僕のほうだったのだから。

思春期の男の子とは、概してそういうものなんだろうか。

 

三十代も半ばを過ぎておっさんになった現在は、なんとなくわかる。

僕は優しさぐらいしか取り柄のない残念な男なので、恋愛経験は多くない。とてもじゃないが人様にアドバイスができるような経験値はないし、いまさらそんな経験を積みたいとも思わないけれど、そんな僕でさえ、人の恋話を聞いていると、なんだか一方通行で身勝手だなぁと感じることがある。恋とは自分の幸せ、自己中心的なものなのだ。悪くいえば好意の押し付けであり、愛情表現に見返りを求めるのが恋なのだろう。

 

僕のような人間が、不思議なご縁があって家族に恵まれたことは本当に有難いことだと思う。そのときは気付かなくても、振り返ってみれば、人との出会いはご縁をいただいているのだと感じる。「一生のうちに出会う必要のある人には、必ず出会うようにできている」という言葉もあるけれど、これはひとつの真理なのかもしれない。

愛とは、人の良い面も悪い面も、すべてを受け入れることであり、相手のために何かしてあげたいと真心から思いやり、慈しむことが愛なのだろう。

その人に喜んでもらうためにはどうすれば良いか考えるようになったら、それはすでに愛なのだろう。だから先生は、愛は与えるものだと言ったのだと思う。

それはお互いの幸せなのだ。

 

愛は、気が付けばそこにある:)